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Proc(プロック)とは?[]
Procedure。何かの現象をトリガーとして、一定の確率で発生する効果のこと。現象にはオートアタック、呪文の詠唱、ダメージを受けることなど、非常に多様なトリガーがある。Procは装備品についていることもあるし、バフで得られることもある。効果もダメージ、デバフ、仲間のヒールなど多岐に渡る。具体的には「魔力の込められた匠の武器」に付いている追加ダメージ効果や、「魔力の込められた匠の盾」に付いている反撃効果などがよく見られる。
おそらくコンピュータ用語のProcedure call(手続きを満たすことによって命令が呼び出されること)と、トリガーによって効果が発動する様子を重ね合わせてこう呼ばれるようになったのだろう。
確率の計算[]
例:
攻撃が成功すると、一定の確率でグリーミング・ストライクを攻撃対象にキャストする。 このエフェクトは、1分あたり平均1.8トリガーします。 ・対象に250-350の魔法ダメージを与える
このProcの場合は、武器を使った攻撃が当たった場合に、250-350ダメージの効果発動が1分間に1.8回期待できるということ。
ディレイ3秒の武器でグリーミング・ストライクが発動する確率は、1分間に攻撃する20回中1.8回なので9%になる。
同じように、ディレイ1秒の武器でグリーミング・ストライクが発動する確率は、1分間に攻撃する60回中1.8回なので3%になる。
アーツやスペルを使ったときは、詠唱時間+硬直時間(再使用時間ではないことに注意)をディレイの代わりに使って計算する。
コンバットアーツには詠唱0.5秒+硬直0.5秒のものが多く、武器procの発動率が1.8t/mであればその確率は3%になる。 ほとんどのProcは発動率1.8t/mなので、単純に「ディレイ×3%」「(詠唱+硬直)×3%」と覚えておいても良い。
- ヘイストはProcの発動確率に影響を与えないので、ヘイスト100%の場合は発動回数が二倍になる。
パーセンテージ表示のProc[]
一部のProcには、「50%の確率で」等パーセンテージで発動率が書かれているものがある。 これらの発動確率は、武器のディレイやアーツの詠唱時間+硬直時間が3秒であるときの確率を表示している。 例えばディレイ3秒の武器であるなら、一分間の攻撃回数20回のうちの50%、10回の発動が期待でき、ディレイ1.5秒の武器の場合は一分間の攻撃回数40回のうちの50%、さらにディレイが3秒の半分なので20回の半分、同じ10回の発動が期待できる。
つまり、Procの時間あたりの発動回数に関しては、武器のディレイやスペル・アーツのキャストタイムはなんら関係が無いということになる。上の50%は必ず1分に10回のペースで発動し、25%は必ず1分に5回のペースというわけだ。
二刀流とProc[]
ProcBuffを使っていたり、毒を塗っていたりしながら二刀流をしている場合、Procの発動はどのように行われるだろうか。
答えは、Buff及び毒のProcは、右手による攻撃の際だけ発動することになっているのである(→EQ2 SpellsIII)。もちろん、左手による攻撃はBuffや毒、他の武器によるProcが発動しないだけで、左手に持っている武器にProcが付加されているならその判定は別に行われる。 なお二刀流で同じProcのついた武器を装備した場合は右手でしか発動しない。バグだろうか。
ダブルアタックとProc[]
ダブルアタックによる追加攻撃で、Procが発動することはない。
アップデート履歴[]
GU36
- 100%発生タイプのProcはダブルアタックの追加攻撃で発生しないようになった。