アドオン > ACT導入方法
戦闘ダメージが高いと嬉しくなるダメージ狂や、誰がどれくらい何のダメージを食らったかが 気になる分析派の貴方にオススメな、DPS計測ツールとして有名なACT(Advanced Combat Tracker)の導入方法です。
動作環境・入手先・インストール[]
ACTとは、EverQuest2から吐き出されるlogファイルの内容を分析し、DPSを計測したり、Spellタイマーとして使用したりできる英語版のソフトウエアです。現時点では、日本語のlogファイルには対応していないため、日本語環境のEverQuest2でACTを使う場合はちょっとした工夫が必要です。
ACTのダウンロード先 http://advancedcombattracker.com/
なお、Microsoft .NET Framework 2.0 がインストールされている必要があるのでインストールされていない人はこちらも。 http://www.microsoft.com/japan/msdn/netframework/downloads/
- インストール方法
- Microsoft .NET Framework 2.0をインストールし、その後ACTをインストールします。
- Startup Wizardが開きます。Nextを押します。
- Log Fileの所で、EverQuest2がインストールされているフォルダを指定します(自動で指定されてる場合はそのままでOK)。Nextを押します。
- Startup Settingsで、Auto Version Checkにチェックをつけておきましょう。Nextを押します。
- Quick TipsとQuick Tips2はNextで飛ばします。そしてCloseをおします。
- MainのタブがACTのメイン画面になります。
日本語環境のEverQuest2でACTを使う方法[]
初期設定が完了しただけでは、日本語logに対応していないためACTは使用できません。
最初にEverQuest2がインストールされているフォルダ(例:C:\Program Files\Sony\EverQuest2)を開くと「locale」というフォルダがあると思いますので、確認をします。このフォルダの中には翻訳辞書が入っているので、このフォルダが存在するとlogファイルが日本語で出力されてしまいます。
そこで以下の対処方法により、一時的に英語logを吐き出す事が出来るように手作業で修正を加える事によりACTを使用する事が出来ます。
- EverQuest2を起動し、ID/PASSWORDを入れて普通通りにランチャーを起動させる。
- EverQuest2のランチャーが起動したら、OKを押してアップデートファイルをチェックする。
- パッチが完了したらEverQuest2を「起動する前」にEverQuest2のフォルダ内にある「locale」フォルダを『一時的に』どこかに移します。もしくは、名前を「locale.bak」などに変更します。
- 「locale」フォルダの対処が終わった後で、EverQuest2を起動させる。
- EverQuest2で遊びはじめたら「locale」フォルダーを『元の場所』に戻す、もしくは、変更した名前を「locale」に戻します。
- これを忘れて次回起動すると、100MB近いファイルをダウンロードする事になるので、うんざりするほど待たされマスのでお気をつけを。
- またはEverQuest2のフォルダ内にある「locale」フォルダをリネーム後、EverQuest2.exeを実行(つまりパッチをあてずにEQ2を起動する)でも良い。この場合クライアントのアップデートがあった場合はパッチ後は前述の方法でパッチをあて直すこと。
※GU52以降、クリティカル等が「別の人」としてカウントされる様になりました(英鯖以外の問題)。 その為、ACTのGeneral optionsタブの上から二段目、Log file input language:を「English (EN-JP)」 にする必要がアリます。ACTv3以降では、プラグインとして提供されるようになりました。EQ2 English-Japan Parsing
※正確な情報収集には・・。 option設定は、一番右上の「Advanced」を押して(押すとBasicになる)、詳細モードにしないと、いくつかのMENUが見えません。
- ログが取れる距離は限られています。近接攻撃中は、メイジの遠隔攻撃やヒーラーのヒールが「聞こえない」かもしれません。
- EverQuestIIのoption設定もUser Interfaceの下から五番目、Game featuresのHit Modeを「Full text」にしましょう。じゃないと、メッセージが間引かれますので、正確な値が判りません。
- EverQuestIIのoption設定User Interfaceの下から五番目、Chat Windowの「Log chat text」にもチェックを入れましょう。ログがsaveされるので、ActのImport/Export EncountersタブのSelect Fileボタンからログfileを指定する事でActに読み込ませ、解析する事ができます。
AutoAttackで音を鳴らそう[]
ACT自体のプラグインで「Single/Double Attack detection/notification」というものが在ります。
これは、簡単にいうと「オートアタックが出た瞬間に、音を鳴らす」プラグインです。何の為にコレがあるかというと、EQ2のサーバーがアメリカにある所為か、PCの処理上で"戦闘効果音"や"グラフィック描画"は、多少遅れる傾向にあります。その遅れを外部ツールを使うことにより、多少改善しようって試みなんです。
では、何の為に音を鳴らすか? それはDPSを追求すると、コンバットアーツを初級よりも中級、そして上級にすれば、どんどんDPSは上がっていく事は想像できるでしょう。で、全部を上級にしたプレイヤーが、もっと上げる方法は無いのか?と考えた時に気がついたんです。
「コンバットアーツを出すタイミングが悪いと、オートアタックを潰してしまう」
オートアタックの回数が減らないように、音で判断しながらコンバットアーツを繰り出す為のツールなんです。
このプラグイン自体はテキストファイルです。適当な所に保存して、pluginsタブからそのファイルを呼び出すだけで使えます。あとは適当なWavファイルを割り当てることで、戦闘中に楽しい音が鳴る事でしょう。
http://www.eq2flames.com/plugin-discussion/33458-single-double-attack-detection-notification-v1-0-3-5-a.html
プラグインのダウンロード先
特定の台詞でメッセージを鳴らそう[]
ACTタブの左から三つめ「Trigger/Sound」タブ内で設定することにより、特定の状況で音を鳴らすことができます。
- 音の種類
- None(音なし) Beep(標準の音) Wave(自分でWaveファイルを選びます) TTS(英数字を入れることで、プログラムに喋らせます)
- 音設定の下にある空欄(何もしてないと.*?Text to match.*が書かれている)に鳴らしたい状況を入力します。
- 特定の台詞に、喋らす。
- .*エバークエスト.*.
- 音設定は TTS、右の空欄にEverQuestと入力し、ADD/Editボタンを押し下の欄に設定が追加されチェックされていることを確認する。
- 特定の攻撃をくらったらWaveを鳴らす
- .*○○○○の □□□□.*YOU.* ○にMob名 □に攻撃名を置き換える
- 音設定はWaveでお気に入りの音を選ぶ。
- 自分の特定の呪文 or Procが発動したら音を鳴らす
- .*YOU.*○○○○.* ←○の部分に追加。
スペルタイマーの使い方[]
おしずの独り言さん http://blog.livedoor.jp/shizz_eq/archives/348472.html
その他 参考になる記事[]
べるめもさん(Sebilisサーバー固有のネクロマンサーペット名とログ不具合) http://eq2bell.blog113.fc2.com/blog-entry-71.html
おまけ[]
ダブルクリックでlocaleフォルダ名をlocale.bakにするJScript。もう一度ダブルクリックすると元のフォルダ名に戻る。
localeのパスを自分の環境のに変更して、メモ帳に貼りつけて、ファイルの種類を「すべての種類」にしたのちmove.jsとか名前をつけて保存すればOK (Windowsの場合はバックスラッシュが¥マークになる)。あとはmove.jsをダブルクリックで動く。
注意:これを使う場合は自己責任でお願いします。
var objFileSys,strMoveFrom,strMoveTo; //この下のパスを自分のものに変更。これはスクエニ時代にインストールした場合のパス。 var strLocalePath = "C:\\Program Files\\SquareEnix\\EverQuest II\\locale"; var strLocaleBakPath = "C:\\Program Files\\SquareEnix\\EverQuest II\\locale.bak"; //こっから下は、いじらないでOK objFileSys = new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject"); if (objFileSys.FolderExists(strLocalePath)) { strMoveFrom = strLocalePath; strMoveTo = strLocaleBakPath; } else { strMoveFrom = strLocaleBakPath; strMoveTo = strLocalePath; } objFileSys.MoveFolder(strMoveFrom,strMoveTo); objFileSys = null;