ゾーンガイド > 基本セット > アントニカ > 難民の島:ダラサーの飛翔
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インスタンス情報(カテゴリ) | ||||||||||||||||||
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情報の読み方
概要[]
インスタンスに入ると、そこは懐かしの難民の島である。しかし空には憎きダラサーが我が物顔で飛び回り、森にはダラサーの手先に成り下がったオークたちが満ち、かつての住民は無残な屍を晒している。怒りをもって、ダラサーが虹色の卵の力を手にするのを阻むのだ。
攻略[]
ダラサーに挑む人へ[]
ダラサーは強い。プリズマティッククエストでこれまで戦ってきたレイドの数々は、遊びに過ぎなかったのではないかと思えるぐらい強い。レベル65のMTでも2000ダメージは免れない通常攻撃、30秒もあれば死に到る猛烈なPBAEDoT、正面と背面に向かってコーン状の範囲にMTごとアタッカーをなぎ払う最凶の尻尾攻撃という隙のない攻撃力に、一定周期のヘイトクリアという搦め手まで持っている。そしてタフネスも格が違う。勝利を掴むには、力技でもある程度なんとかできたこれまでのレイドでは考えもしなかったようなことがいくつも要求される。 レイド慣れしていない人ばかりで組んだレイドでは、1度や2度の敗北で勝てるということはないだろう。しかし、だからこそ何度も挑んでみてほしい。
Daratharのデータ[]
Darathar レベル55 エピックx4 HP 約500,000 耐性 火炎耐性高い
特殊攻撃[]
- テールラッシュ 尻尾攻撃。前面と背面に対するコーン型のAE。属性は打撃。発動すると2回〜4回連発してくる。2500〜3500ダメージ。
- フレイム・オブ・エイジ(PBAEDoT) 火炎属性。即時+8秒ごとに700〜1800ダメージ。射程長い(普通レイド全員に当たる)。約55秒に1度使う。
行動[]
- HPが75%、50%、25%になると1度ずつだけ、HPを100%に戻し、自身のヘイトをリセットする。
- HPの表示は100%に戻るが、その分HPの最大値が下がっているので回復はしていない。
戦術[]
ダラサーに勝つには5つのことを達成しなければいけない。
- MTが死なない
- MTとヒーラーのパワーを切らさない
- PBAEDoTで死者を出さない
- アタッカーが尻尾をもらわない(位置取りを決める)
- ヘイトクリアを対策する
以下はひとつひとつについて、具体的な方策を示していく。
1. MTが死なない[]
これが最初の目的なのだが、実は一番難しい。どうすればダラサーの猛攻をしのげるだろうか。何といっても問題はテールラッシュ。最低の2回で止まっても、当たりどころが悪く3500、3000とMTに来た場合、6500ダメージを凌げない場合は即死してしまう。さらに通常攻撃と同時に仕掛けられて2500、2000と同時にもらえばどう足掻いても即死となる。いけにえを置けばMTに当たらないかというと、AEなのでそれは関係ない。 この攻撃力はMTだけ、ヒーラーだけの力でどうにかできるというレベルではない。レイドメンバー全員の連携が試される。
- MTを選ぶ
- MTはガーディアンを選びたい。理由はHPの最大値が高いこと、ブロウラーではヘイトを上げるのに攻撃する必要があり、なおかつ被弾した場合のダメージが大きすぎること、バーサーカーより攻撃されたときにタウントの発動する確率が高いことだ。
- なおMTについては、装備に選択の余地があるのならHPの大きさと軽減力を最優先したほうがいい。そのためなら炎熱耐性が犠牲になるのも構わない。PBAEDoTはどんなに大きくても1500ダメージしか来ないのだから、テールラッシュの対策を優先するべきだ。
- MTグループ構成を工夫する
- グループ構成はまず、クラスの違うヒーラーを3名選ぶ。クレリック、ドルイド、シャーマンに分類されるサブクラスから1名ずつだ。プリーストの軽減力上昇バフは全クラス中最強であるのと、クラスが違えばそれぞれの特殊ヒールを同時に使うことができるというメリットがある。特にミスティックかデファイラーは優先したい。ウォードは重ねがけすることで一度に2000近いダメージを止めることすら可能なため、事実上HPの最大値が上がっているようなものだ。
- MT、3ヒーラーときて残り枠は2だが、いくつか考えられる。パワーをもたせるのを優先するならバードとエンチャンターを入れる。特にダージとコウアーサーを入れることができれば、MTが取るヘイトを増やせる。トルバドールとイリュージョニストでも、ヒーラーが早めにヒールをはじめた場合のヘイトを抑えることができるし、この2職は呪文スキル支援能力があるのでMTのタウントやシャーマンのデバフがレジストされにくくなる。
- MTとサブクラスの異なるファイターを誰か入れて、MTの回避率や軽減力を支援させる手もある。この場合MTグループは、他のグループからのパワー供給を期待しなければいけない。
- MTの行動
- MTは基本的にオートアタックはしない。正面から攻撃をすると反撃がくる可能性があり、反撃をもらうと2000程度余計なダメージを食ってしまうので安定性が悪くなる。
- ナレッジブックで「コンバットアーツ」のページにあるアーツも、反撃の可能性があるのと使うとオートアタックがはじまってしまうのとで、使わない。よって「呪文」のページにあるタウントおよびエンカウンタータウント、これを連発するのが主な行動である。パワー切れを避けるため、マナストーンやエッセンスを使うのは他のメンバーと同じ。もちろんHPに余裕があるときに行う。
- ガーディアンとバーサーカーは一時的に軽減力を高めることができるが、使うなら戦闘の一番最初。デバフのかかっていないダラサーの攻撃力に晒される上、ヒーラーも警戒してまだ思い切りヒールできない数秒間を凌ぐためなら、あらゆる手段を投入するべきだ。
- グループ外支援
- MTグループ以外のメンバーも、MTの生存に貢献することができる。MTグループ外のヒーラーも、IHを中心にMTをヒールするのは基本だ。
- ファイターは戦闘前も戦闘中も、MTへインターシードを重ねておけば即死率を大きく下げられる。この場合は復活ポイントが近いので、ダメージ肩代わりの結果死んでもOKという考え方を取ってもよい。パラディンやシャドウナイトはグループ外からでもウォード、リアクティブヒールをかけることができる。
- デバッファー
- これだけ猛烈な強さのターゲットであるがゆえに、MTの生存にはデバッファーの力に依存する部分は大きい。デバフなしのダラサーに殴られ続けたのではMTもヒーラーもとても持たない。
- スワッシュバックラー、ブリガンド、ミスティック、デファイラー、トルバドール、ダージを中心として、序盤から一気に攻撃力を殺ぎにかからなければいけない。デバフしやすくするためにレジストも下げたい。しかし一度になんでもかんでも入れれば、デバフタウントでダラサーに振り向かれる公算が高い。遅ければMTが死んでしまう。常日頃養い続けてきたカンを働かせ、慎重かつ大胆に。
- クラウドコントローラー
- エンチャンター、その他エピックに通用するコントロール手段を持つキャラクターは、通常攻撃と特殊攻撃の被害を少しでも減らすため、スタン、幻惑、窒息を入れ続けてダラサーを妨害する。エピックに対するコントロールについてはクラウドコントローラーのページを参照。
2. MTとヒーラーのパワーを切らさない[]
パワーを切らさない方法のうち、パワー回復アイテムの使い方は他のページに譲る。 またウィザードとウォーロックは、グループ/レイドメンバーに対してパワーを直接に供給することができる。MT、MTグループのヒーラーなどを最優先でパワー供給していくことになるだろう。
3. PBAEDoTで死者を出さない[]
PBAEDoTは性能を見ればわかるとおり、強烈なダメージをレイド全員に与えてくる。炎熱を除去できるヒーラーがいるグループはDoTを除去してもらえばよいが、MTグループに3人もヒーラーを集めた関係もあり、他のグループに必ずしもヒーラーがいるわけではないだろう。 そのため通常はアルケミストの作成する薬で炎熱デバフを解除する。「エレメンタル・レメディ」という薬がそれだ。T5以上のものであれば効果がある。1本20チャージあるので、レイド全員に2本ずつ行き渡れば安心だ。ただし何度も戦うことになる場合もあるので、予備はもっとあるに越したことはない。 MTグループも、MTを含めてDoTは薬で消したほうがよい。キュアはパワー消費が大きいためだ。薬の詠唱はほとんど一瞬なので邪魔にはならない。 炎熱耐性の数値がよい装備をある程度着てくるのも有効だ。このDoTはレジスト不能になっているようだが、耐性があればAEが来た瞬間のダメージが和らぐ。 同じくアルケミストの薬に炎熱・冷気耐性を上げるものもあるので、MTやMTグループのヒーラーに飲んでおいてもらうのもよい。
4. アタッカーが尻尾をもらわない[]
攻撃についてはメレーアタッカーから攻撃の指揮者をひとり指名して、その人の指示、立ち位置合わせで攻撃のペースを掴むようにするとよい。これを決めておくと、次のヘイトクリア対策でも重要な役割を果たす。 MTは攻撃やコンバットアーツを使うことができないので、一般グループのときよりヘイトキープが弱い。それを考慮して、アタッカーは戦闘開始からしばらく待たなければいけない。その場合、指揮する人の攻撃開始合図を待つことに決めておけば動きやすくなる。ただしデバフは(ヘイトをコントロールしながら)合図を待たず入れるべきだ。
うかつにダラサーの背後や前面にまわってしまった者には、尻尾が2連3連と飛んできて即死してしまう。そこでダラサーの位置と向きを固定できる場所で戦うのがセオリーだ。 位置と向きの固定について、多くは、ゾーン入り口になっているメイジタワーの北東側の外壁をMTに背負ってもらい、プル役がダラサーをおびき寄せるという作戦が取られる。ダラサーはタワーの北、門の外をうろうろしているからだ。プル役にはペット職がペットプルを行うのがよい。ペットプルについてはペット職に詳しいが、確認のためここにも書いておく。
- ダラサーを遠巻きにターゲットし、ペット攻撃開始ボタンを繰り返し押しながらじりじり近づき、ペットが飛び出すのを待つ。飛び出したら止まる。
- ダラサーがペットをターゲットしたら(インプライド・ターゲットウィンドウにペットの名前が出たら)ペットはすぐ後退させ、ペット使いもMTのところへ急いで逃げる。
- MTはペット使いを追ってきたダラサーにタウントを撃ちこみ戦闘開始。
メイジタワーが選ばれるのは、死んだ場合の復活地点がメイジタワーの上階だからという理由もある。
メレーアタッカー メレーアタッカーが攻撃するのはダラサーの側面である。少しでも背面や前面に近いところへ行くと尻尾の影響を受ける恐れがあるので注意。先に決めた攻撃の指揮を取る人と同じ位置から攻撃するように打ち合わせておくとよいだろう。 また、ヘイトがキープされているにも関わらずダラサーがくるくる向きを変えるような状態になることがあるが、この場合もメレーアタッカーはなぎ倒されてしまう。様子がおかしい場合はMTの微調整に委ねる他ない。
DDer DDerとヒーラーは離れて立つこと。 メレーアタッカーが振り向かれても、メレーアタッカーとして一緒に殴っていた者が全滅するだけで済むし、復活ポイントに飛べばすぐ立て直せるのでまだよい。問題はDDerにダラサーが跳ねたとき、近くに誰がいるかだ。そこにMTグループのヒーラーが固まっていたらおしまいである。
5. ヘイトクリアを対策する[]
ヘイトクリアが行われるとヘイトの状況が戦闘開始時に戻る。つまり、構わず攻撃を続行すると、うまくヘイトを取れないMTより、普段どおり攻撃をしているアタッカーのほうがどうしても大量のヘイトを取ってしまうのが避けられない。 よって、ヘイトクリアが行われる直前に全アタッカーの攻撃を停止し、代表1名だけがヘイトクリアが起こるまで攻撃し、ヘイトクリアが発生したらその代表も攻撃を止めてMTがヘイトを取り直すのを待つ、という手順を踏む必要がある。 このヘイトクリアを発生させ、攻撃停止と攻撃再開の指揮を取る人物は、4.で決めた攻撃の指揮者と同じ人が適任である。
メモ[]
- 以前のダラサーはHPがリセットされるタイミングで、PBAEスタンをばら撒いて一旦飛んで逃げ出した。現在はヘイトクリアを行うだけで逃げ出さない。
- 以前はこのゾーンを出ても、メンバーを最低ひとり残しておけばダラサーのHPをリセット後の状態のままにできるため、装備を修理してくるということができた。現在は道中のNamedをKillすると同時にロックアウトタイマーがかかるのでKillした後で出て行くことはできない。
- 現在(2007/10/15)でもZoneIn後、すぐにダラサーをPullすることが可能なため、こちらの方法をおすすめする。この方法であればダラサーをKillするまでロックアウトタイマーがかからないので、途中で修理に外へでることも可能。
- プレイヤーはリバイブすると、塔の一番上のフロアに復帰します。ダラサーの位置によっては復帰後即PBAEダメージ範囲内(壁突き抜けてくらいます)になりますので注意。
- レイドリーダーへ:忘れないうちに、アイテムルート権限と救援要請の設定を「リーダーのみ」にしておくことをお勧めしておく。
関連クエスト[]
その他関連情報[]
- ハーネス・ハーネサー(アチーブメント)