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初心者ガイド  > マクロの作り方


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マクロ概観[]

  • 最大ステップ数は24。
  • マクロのアイコンは、「メイン」にチェックを入れたアーツ等の再使用可能状況によって、アイコンが暗くなったり明るくなったりする。もうマクロとアーツアイコンとを両方並べる必要はない。
  • マクロ・ステップ間の間隔は、その内容によらずゼロ秒均一。ポーズやウェイトをかけることはできない(不正対策の観点から)。
  • マクロ・ステップは、その右端にあるスピナー(上下矢印)で順番を入れ替えることができる。
  • マクロ編集画面に表示されているマクロのアイコンに、他のアイコンオブジェクト(アーツ、アイテム、装備品など)をドラッグ&ドロップすると、マクロのアイコンをそのアイコンに変えることができる。

作り方[]

大きく2つある。

ひとつは、「ソーシャル」ウィンドウを開いて、「マクロ」タブを押し、「マクロの作成」という文字を押すこと。

もうひとつは、ホットバーに置いたアーツや呪文、装備、アイテムを右クリックして「マクロ作成…」というメニューを選ぶこと。

後者の方法で作成したマクロは、アイコンが作成したアーツのものと同じになる。

マクロ・ステップ[]

マクロ・ステップには4つの種類がある。「アーツやアビリティ」、「コマンド」、「アイテムを使う」、「アイテムを装備」の4つだ。マクロ・ステップはこれらを組み合わせて、24ステップまで同時に組むことができる。

マクロ・ステップ間の間隔は、その内容によらずゼロ秒均一だ。最初のステップに呪文が指定されていたとして、それが詠唱の長い呪文であっても、詠唱しようとした瞬間にすぐ次のステップが処理される。

戦闘:マクロ上でアーツを使う[]

マクロをホットバーに置いたアーツから作成したのなら、最初のマクロ・ステップにそのアーツや呪文が入っている。

ソーシャルウィンドウから直接作った場合や、連続してアーツを使いたい場合は「アーツやアビリティ」のマクロ・ステップを追加し、現れたスペースにナレッジブックやホットバーからアーツやアビリティをドラッグアンドドロップする。

マクロ・ステップの間隔はその内容によらずゼロ秒均一であるから、連続してアーツを並べると、2つまでは先行入力のキューに入るので動作するが、3つ以上並べると最初と最後のものしか発動しないことになる。注意しておきたい。

ポイント:緊急時に使うアーツやスペルは最初に /cancel_spellcast を入れておく

定型の発言を追加する[]

マクロに挟む定型の発言とは、攻撃開始の宣言、アーツの効果説明、その他グループメンバーに伝えたい行動を定型文として発言するもので、単独でも他の行動と組み合わせても使われる。

他にも、よく行く出先のグループメンバー募集文章を定型にしておいたり、レイドのメンバーをある程度長時間募り続けたりするときにも便利だ。

実用的なもの以外でも/sayに口上を流したり、いろいろな遊び方もあると思う。

スラッシュコマンドで発言時に使うことのできる代理記号ももちろん使える。…というより、マクロで使うからこそ意味のあるものだ。日本語で使うのは %t ぐらいのものだろうが。

定型の発言を追加するには、まずマクロ・ステップの「コマンド」を選んで「工程を追加」する。すると文字入力欄が出るので、ここに日本語文を打ち込む。そしてその先頭に、発言を流したいチャンネルに対応するコマンドを入れよう。たとえば、グループメンバーに伝えたい場合はグループチャットチャンネルになるので、先頭に「/gsay 」または「/g 」と付け加える。コマンドの直後と文章の間に半角スペースを入れるのを忘れないように。それ以外の主なチャンネルは以下の通り。

ちなみに、文章に半角の「@」を入れると文字が化けてしまうので注意。全角は大丈夫。

スラッシュコマンドより

/say -- キャラクター周囲に発言
/shout -- ゾーン内へシャウト(叫ぶ)
/ooc -- ゾーン内へキャラクター外発言 (out of character chat)
/auction -- ゾーン内へ売りたいアイテムを告知。
/g または /gsay -- グループチャット
/r または /raidsay -- レイドチャット
/gu または /guildsay -- ギルドチャット

定型発言例[]

/g %t をプルします。

%tには、現在ターゲットしている相手の名前が入る。

/g << %t >> にチャージします!

<< >> は、マクロを読みやすくするための「飾り」。

/g === << %t >> の足を止めます。離れてください。 ===

前後に「飾り」をつけると、マクロ発言だと分かりやすい。

戦闘中、勢いよく流れていくメッセージを、毎回全部読むのは難しい。文章以上に「飾り」の形で、「ああ、誰が何をしたな」と分かるぐらいのマクロのほうが、仲間からすれば便利なはずだ。

/ooc ××へ行きます。当方レベル△△のダージです。あと□名。

/ooc以外でも、LFGチャンネルなどのチャンネル番号を入れておくのも一般的。××や□はときどきに書き換える。レイドの募集なら追加で集合時間、レベルなどの参加条件なども書き込んで、ときどきアナウンスすればいい。ギルドのイベント告知も全く同じ手順で/guに流せばできるだろう。

念のため言っておくと、こういうゆっくり読める文章に「飾り」はいらない。

/g @@@ 「プラント」!  13秒AE足止め! @@@
/g @(術者も移動できません、フォローよろしく!)@

データの多いEQ2で、他のクラスのアーツまで把握するのは難しい。

欠点のあるアーツや呪文は、宣言して他のメンバーに特性を掴んでもらうようにするといいだろう。

説明の長くなるのが避けられないアーツは、説明つき版と説明なし版(起動だけ宣言)を用意しておくぐらいのほうがお勧め。新しいグループに入ったら最初の1回だけ説明つき版を使い、2回目以降は説明なし版を使うという使い分けをするのだ。

パーセントコード[]

対象の名詞や代名詞を反映する%の使い方はパーセントコード参照

その他のコマンド[]

発言以外のコマンドもすべて使うことができる。アビリティで再現できない行動はこちらに任せるとよい。特にペット関係のコマンドはアビリティではないので、「自分が殴られても主人が殴られても反撃するように戻す」というような命令を出すならマクロを利用することになるだろう。

/afk
/gu ちょっと席外します(AFK)

こういうマクロも作れる。実用性はともかくとして。

アイテムを使う[]

マクロ中でアイテムを使うためのステップ。消耗品や、使用するとエフェクトを発動する装備をマクロの中で使うことができる。

基本的には、フィル・ウンの壷や呪い人形のように、装備しないと使用できないアイテムを利用するとき「装備→使う→元のアイテムを装備」というステップを組んで利用するものだろう。

通常、そういった品は使用から発動までに詠唱時間に当たる時間がかかるため、2つ以上連続して配置しても意味がないことに注意。

他の利用方法をひとつ提案してみるとすれば、コンジュラーの「エッセンス」、ネクロマンサーの「ハート」についてのマクロ。エッセンスやハートは等級ごとに違うアイテムとして扱われるので、ひとつのマクロの中で「エッセンス上級I、ハート上級I、エッセンス中級III、ハート中級III、エッセンス中級I、ハート中級I」のようなアイテム使用ステップを組んでおくのだ。このマクロを押せばそれぞれを選んで使わなくても、アイテムの中にこのうちどれかひとつが入っていれば、あるものから順番に使うことができる。

ホットバーがキツキツだったり、ついつい押すのを忘れてしまったりするならマナストーンもここに入れてしまうとすっきりする。

飲料を飲むコマンド

/use_equipped_item 23

アイテムを装備[]

マクロ中に指定されたアイテムを装備するステップ。

特定の目的のために装備を切り替えるとき便利なマクロが作れる。ステップをすべて利用すれば24箇所…つまり飲料・食料を含むすべての装備を同時に交換できる。

特にレイドへ行くようになると、特定の耐性に特化した装備をいくつも持つようになるため、上げたい耐性ごとにマクロを作り、普段の装備とすぐに切り替えることができるようにしておけば手間がかからない。

また、クルセイダーやローグのように複数の役割を同時に期待される職業にも便利だ。アイテム装備ステップ、アーツとアビリティステップを同時に使って、一瞬で手持ち武器の交換と攻撃/防御スタンスの切り替えを同時に行うという器用なことができる。

「アイテムを使う」のところでも触れたが、装備が発動条件になっているアイテムやアーツを使うときにも有効活用できるステップだ。

注意としては、戦闘中の場合装備品をひとつ交換すると、次に交換ができるようになるまで2秒の時間が必要なので、戦闘中に着替えマクロを押しても上手く働かないこと。手持ち武器ひとつ交換しただけでも、鎧を変えた場合でも同じ2秒が必要になる。

「アイテムを装備」ステップは、装備を解除する命令を出すことができない。もしそうしたコマンドを出すときには、次に示す表を見ながら以下のように指定する必要がある。

/inventory unequip 0

または

/unequip primary

0、primaryの部分を入れ替えれば他の部位の装備が外せる。

以下は装備位置とスロット番号の対応表である。

装備位置 スロットNo 英名
右手(片手/両手) 0 primary
左手(盾) 1 secondary
2 head
3 chest
4 shoulders
5 forearms
6 hands
7 legs
8 feet
指輪1 9 left_ring
指輪2 10 right_ring
耳1 11 ears
耳2 12 ears2
13 neck
手首1 14 left_wrist
手首2 15 right_wrist
遠隔 16 ranged
弾薬 17 ammo
18 waist
マント 19 croak
チャーム1 20 activate1
チャーム2 21 activate2
食料 22 food
飲料 23 drink

ちなみに、この表はカスタムUIで部位アイコンについている名前とも連動している。

エモートを利用する[]

以前からエモートをコマンドで実行できるのを利用したマクロを作ることはできた。しかし、表示された日本語名と英語のコマンド名とは違っているので、コマンドを調べなくてはならない。新システムになって、こうしたマクロは作りやすくなったかと思ったのだが、現状、「ソーシャル」はマクロ・ステップとして登録することができない。もうしばらくガマンのようだ。

しゃべるマクロ[]

DoFが入っている環境では、キャラクターのエモートの一部にセリフがつく。

そして普段はソーシャルウィンドウから押せるエモートは、スラッシュコマンドで表現することもできるようになっている。たとえば「/hello」というコマンドを打つと、キャラクターが声を出して挨拶する。

これを利用して、行動マクロに声を入れることでメンバーの気を引きやすくすることができる。

たとえばタンクをしている場合、プル合図のマクロをこうしてみる。

/g (%t)を引きます
/incoming

このマクロは、メッセージが出ると同時にキャラクターが敵の接近を知らせるセリフをしゃべる。このときグループメンバーのプレイヤーやキャラクターが、たまたまあさっての方向を向いていても声が出たのは分かるだろう。

声が出るものと出ないものの区別がされていないが、わかるものだけ拾うとこのあたり。使いやすいものも紹介しておく。


/assistme -- 救護を頼む!…MAをしていて、ターゲットを変えたときなど。
/battlecry -- 戦闘…いろいろ。セリフがかっこいい。
/bye -- さよなら
/cheer -- 応援…短時間バフを入れるとき。
/chuckle -- 含み笑い
/confused -- 困惑
/flee -- 逃げろ!…メンバーに逃げて欲しいとき。
/flirt -- 色気づく
/followme -- フォロー願います…ダンジョンで移動をするとき。チャージするとき。
/healme -- 回復求む
/hello -- 挨拶
/helping -- 助けに来たぞ…景気づけにどうぞ。
/helpme -- 助けて…囲まれやすい職業の人向け。ヒーラーやメイジなど。
/hey -- おーい……セリフも"Hey!"で分かりやすい。
/hungry -- お腹へった………トロルやオーガがこれでプルするとリアル。
/incoming -- 来る!…プルする前に。
/laugh -- 笑い
/lookhere -- こちらに注目
/lookout -- 気をつけろ!…巡回が近づいているとき、See持ちがいたとき。
/mine -- 私のだ!…寝かせたりチャームしたりするときに。
/needgroup -- グループに入れて
/oop -- パワー切れ
/taunt -- タウント
/train -- トレイン…逃げて欲しいとき。

動くマクロ[]

/g (%t)を引きます
/incoming
/point

しゃべるマクロの発展版で、声を出し、さらに指さすモーションを取る。動きがあるのはアピール度が高くなる。

/incomingと/pointを逆にすると、/pointのモーションが次のコマンドでキャンセルされてしまうのでうまくいかない。

それ以外[]

「マクロの名前」は好きなものをつけてよい。ホットバーにおいたとき、マウスオーバーするとその名前が表示される。

「マクロのアイコン」は、ホットバーのアーツからアイコンを作った場合は、最初からそのアーツのアイコンが表示されており、それ以外の場合はすでに用意されたものから選ぶようになっているが、実はアイコンを持っているものならアーツでもアイテムでもなんでも、マクロのアイコンとして置き換えることができる。やり方は、編集画面の右上に出ているアイコンに向けて、マクロのものにしたいアイコンをドラッグ&ドロップするだけ。既存のマクロを書き換えて後からアーツのアイコンを与えたり、装備交換マクロを装備の画像にして分かりやすくしたりと、便利に使える。

参考[]

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